手 術
小手術
皮膚のできもの、乳腺の腫瘍など小手術に対応しています。手術適応があるかどうかは受診していただいてからの判断になります。
女性専科 肛門科の手術について
痛みや腫れ、出血などの多くは、肛門を締める癖により作り出されます。
多くは排便習慣と食生活を改善することで、自然治癒するものです。
治療方針について
肛門疾患に関しては、勉強していただいてご自身で治していただく方針です。
洋式便器はどうやって座るのか。和式便器にしゃがんだ時の上半身の形をそのままにして、洋式便器に座ってみてください。
人の体の構造から、真ん中のような角度がないと楽に便を出すことはできないのです。左なら後ろのほうばかりに負担がかかり、右なら前のほうばかりに負担がかかります。どちらも便は出ているので、便秘ではないと思っていますが、実は排便困難症という便秘なのです。右は子供さんに多くみられます。特に足が、地についておらず、宙ぶらりんになっていることが多いです。それでは、おなかに力を入れることはできません。
左側は、便秘で悩んだことがある人が取るポーズです。出したいのに、出ないと思ってかなり体を傾けていますが、これをすると逆に出ないのです。
右や左の格好だと、気張る際にどこに力が入るでしょうか?実際に、右のように座って、気張ってみてください。気張るというのは、腹筋に力を入れて、マヨネーズを絞り出すようにおなかの空洞を小さくすることです。ところが、右の絵では、腹筋は伸びきっているので、力は入りません。実際にやってみるとわかりますが、お尻に力が入ります。
これが、間違ったくせにつながっていきます。お尻に力を入れると、肛門にも力が入ってしまいます。肛門は、太い便でも出せるように作られているので、十分に広がるはずなのですが、肛門を締めたまま排便をしている方が多くみられます。
便は腸が収縮して押し出すものであって、人の力で出すものではありません。ところが、人が出したいときに出すものだと勘違いすると、間違った排便方法になってしまいます。
手術について
肛門近くにできたいぼに関して、美容的あるいは排便の妨げになるために切除を希望される方へは切除を行っておりました。(現在、右肩を痛めており、外科的な対応はできておりません)
肛門ポリープなど、肛門内部から脱出するものに関しては病院での手術となります。
現在、いくつかの医療機関で診療を行っておりますが、公にできる環境になれば公開しようと思います。