総合診療科
何科を受診したら良いのか わからない時は
そのような時は、総合診療科を受診してください。
新型コロナ感染症について
新型コロナに関して、知りえた情報を記載します。
経験した新型コロナの症例は1例でした。5日前から36度から38度の弛張熱(上がったり下がったりする熱)、食欲不振、若干の呼吸苦(しゃべったり、歩いたりはできる程度)、70歳後半で、内服程度の軽い糖尿病がありました。
右の画像に赤く印をつけたところが病巣です。
新型コロナ肺炎の特徴は肺の外側から侵されていくので、肺の中心部の症状である”咳”とか”呼吸困難”は少ないようです。微熱が出だしてから5日目に肺炎になるそうです。
無症状の人がほかの人へ感染させるようなので、マスクをして人への感染を防ぐことが重要です。多くの人は無症状の間に抗体を獲得しているようです。抗体を獲得するためには免疫力を上げる必要があります。栄養価の高いものを食べて、睡眠を十分にとり、適度な運動をして、笑い声が絶えないような生活をすることが重要です。(笑うことはがん治療でも効果があると立証されており、免疫力のアップにつながります)
すべての人が、”自分が感染源”と言う意識を持って、人と近づくときはマスクをすることが重要なのだと思います。
エピペン処方について
アナフィラキシー補助治療剤、エピペンの処方は資格を持つ医師のみとなります。どこの医療機関でも処方してもらえる薬ではありません。
エピペンのサイトhttps://www.epipen.jp/などでご確認ください
エピペンて何?
ハチ毒や食物、薬物等によるアナフィラキシー症状を一時的に緩和するための補助治療薬です。
アナフィラキシー発症時の治療に用いられるアドレナリン(エピネフリン)の薬液と注射針が器具に内蔵された自己注射器です。
アナフィラキシーとは
ハチ毒や食物、薬物等が原因で起こる急性アレルギー反応の一つです。
ほんの僅かなアレルゲンが生命を脅かすような危険な状態(アナフィラキシーショック)を引き起こすことがあります。
使用上の注意点
エピペンはアナフィラキシー発現時の補助治療剤です。
エピペンの注射後には、15分以内に医師による診察を受けてください。
アレルギーに対する減感作療法について
スギ、ダニに対する減感作療法(舌下免疫療法)とは、アレルゲンから作られて薬を舌の下へ服用することで、徐々に免疫力をつけていくものです。スギに関しては、シーズンが終了してから開始になりますが、薬を1分間舌下に置いておくことが出来る人が対象です。3年以上継続したほうがいいと言われています。認可を持っている医師のみ処方できます。
腹水について
最近太ってきたと思っている人の中に、腹水が溜まってきている場合があります。
腹水は肝硬変などでも生じますが、卵巣の病気でも生じることがあります。
多くの施設では腹水穿刺して廃棄するだけですが、廃棄することなく体に戻すCARTという方法があります。
腹水の治療は利尿剤の内服から始めます。
利尿剤の中には入院して開始しないとならないものもありますが、腹水の濾過還元は通院でもできます。
腹水の濾過還元を受けた方からは、本当に楽になったと伺っております。
CARTという技術は30年近く前からありますが、広く普及していないためどの施設でも行ってもらえるわけではありません。
腹水が溜まっているかどうかは超音波検査ですぐに判明します。
講演・セミナー
企業、各種団体様の社員向け、お客様向けの健康指導・健康管理などの講演など承ります。
≪今までの講演≫
2011年7月9日 : 骨盤底医学会発表
2011年8月11日 : 乳がん勉強会(N病院スタッフ向け勉強会)
2012年11月16日: 9th IDF-WPR Congress & 4th AASD Scientific Meeting発表
2015年6月3日 : SGLT2阻害薬 日航ホテルにてSGLT2(医療関係者向け講演会)
2015年7月3日 : 外科医のひとりごと(M社 社員教育)
2015年9月11日 : 反応性低血糖症(M社 社員教育)
2015年11月26日:(O社 社員教育)
2016年7月10日 : おなかがキレイになる生活習慣 クレオ大阪南にて
2016年9月21日 : SGLT2とGLP-1中心の糖尿病治療について(T社 社員教育)
2016年11月2日:(A社 社員教育)
2017年4月:看護師、パラメディカル向け糖尿病勉強会
2017年6月:看護師、パラメディカル向け糖尿病勉強会
2017年7月:看護師、パラメディカル向け糖尿病勉強会